
ぶっちゃけ人工授精の成功率ってどうなんですか?

ぶっちゃけたところをお伝えすると、
1回あたりの成功率はそれほど高くないです。

えっ…じゃあやる意味ないんじゃ…

でも、回数を重ねていく中で可能性を見ていく治療なんです。

何回かやってみるってこと…?何回くらいやってみたらいいの?

まぁ、年齢とか体の状態で目安は変わりますね。

とはいえ、実際の目安は気になると思うので、
一緒に確認してみましょ!
妊活を続ける中で、「人工授精」という言葉を聞く機会が増えてくる方も多いと思います。
タイミング法から次のステップに進む場面で、不安や迷いを感じることも自然なことです。
この記事では、人工授精の基本から流れ、成功率、費用、気持ちの整理の仕方まで、はじめての方にもわかりやすくお伝えします。
人工授精とは
人工授精は、排卵のタイミングに合わせて、洗浄して元気な精子を集めたものを、細い管で子宮の中に入れる治療です。
精子を子宮まで直接届けることで、妊娠の可能性を高めることを目的としています。
妊娠のしくみ自体は自然妊娠と同じです。
体の中で受精し、その後着床が起こります。
人工授精は、精子と卵子が出会いやすくなるようにサポートする方法といえます。
人工授精にステップアップするタイミング
人工授精へ進む目安は、いくつかあります。
一般的には、タイミング法で妊娠しなければ人工授精へ進みます。
そして、人工授精を3回〜6回ほど行っても妊娠しない場合は、体外受精を検討することが多いです。
人工授精の流れ
人工授精の主な流れは、排卵日を予測し、その日に精子を準備して子宮に入れ、約2週間後に結果を確認します。
- 月経0日月経が始まる
- 月経3日目まで受診(検査・処方)
超音波検査やホルモンの確認をおこなう。
それによって排卵のタイミングを予測。 - 月経10〜13日受診(卵胞チェック)
卵胞の大きさを確認し、実施日を決定。
卵胞の成長がゆっくりペースの場合など
状況によっては再度来院する必要があることも。 - 月経12〜15日受診(人工授精)
- STEP1精液を採取
- STEP2精液を洗浄し、選別
元気な精子を選別して、濃度や運動率UPを図ります。
医療機関によりますが、1時間前後の時間がかかります。 - STEP3子宮に注入
処置自体は短時間で終わることが多く、全体で1時間前後、実際の処置は数分ほどと案内されることが一般的です。
その後、人工授精のあと、約2週間待って妊娠しているかを確認します。
必要に応じて、排卵を助ける薬や注射を使うこともあります。
人工授精の成功率
人工授精の成功率は、
とされています。
そのため、1回で妊娠しないことは珍しくありません。
複数回試すことが一般的です。
実施回数の目安
3回〜6回で次の治療を検討することが多いです。
これは、4回以内に妊娠したケースが多いというデータや、5回〜6回で効果が伸びにくくなる傾向があるためです。
年齢で考え方は変わる
人工授精の回数に幅があるのは、年齢によって考え方が変わるためです。
年齢が高くなるほど、人工授精を長く続けるよりも、早めに体外受精へ進むことを検討する場合が増えます。
特に35歳以上では、回数を少なめに設定することが多いです。
人工授精の費用
人工授精の費用は、保険が適用される場合と自費の場合で異なります。
保険適用の場合
保険が適用される場合の費用の目安は、次のとおりです。
ただし、実際に支払う金額は、医療機関や治療内容によって変わる場合があるためご注意ください。
自費診療の場合
1回あたり20,000〜30,000円程度が目安です。
いずれにせよ、費用は処置だけでなく、診察や超音波検査、ホルモン検査、薬、注射代などが含まれます。
そのため、処方の有無や検査の回数によって、総額は変わります。
経済的な負担の考え方
人工授精は、体外受精と比べると費用の負担は軽めです。
保険適用であれば、比較的始めやすい治療といえます。
ただし、回数を重ねると合計額は増えていきます。
あらかじめ回数の目安を決めておくと、負担を見通しやすくなります。
「人工授精は痛い」って本当?
人工授精は、強い痛みが出ることは少ないとされています。
内診や子宮がん検診に近い、違和感から軽い痛みで終わることが多いです。
痛みの感じ方
感じ方には個人差がありますが、器具が挿入される違和感や、押されるような感覚、軽い生理痛のような痛みを感じる方が多いです。
子宮の入口が狭い場合や、緊張で体に力が入っていると、痛みを感じやすくなることがあります。
痛みを和らげるコツは、しっかり背中からお尻までを内診台につけて、体を台に委ねることです。
お尻が浮いていると力が入りやすく、痛みを感じやすくなります。
身体的な負担
人工授精は、採卵や麻酔を伴う治療ではありません。
そのため、身体への負担は比較的軽いとされています。
当日の生活制限も比較的少なめです。
ただし、まれに少量の出血や下腹部の痛み、感染、薬の影響による張りなどが起こることがあります。
強い痛みや不安がある場合は、無理せず医師に相談することが大切です。
人工授精にステップアップするときの気持ちの整理の仕方
はじめて治療をステップアップする場面では、不安や迷いを感じる方が多いです。
それは、しっかり向き合っているからこそ生まれる自然な気持ちともいえます。
いきなり大きな決断をしようとしなくても大丈夫です。
「まずはここまでやってみよう」と考えるだけでも、一歩になります。
気持ちを整理するための方法
怖さの正体を分けてみる
不安をそのままにせず、“どんなことを不安に感じているのか”内容を書き出してみます。
- 治療への抵抗感
- 自然ではないと感じる気持ち
- 費用の負担
- 通院の負担
- 結果が出なかったときの不安 など
書き出すことで、自分が何に悩んでいるのかを可視化できます。
人工授精の位置づけを知る
人工授精は、体の外で受精させる治療ではありません。
精子を子宮まで届けるサポートです。
タイミング法の延長と感じる方も多く、段階的なステップのひとつといえます。
やるかどうかを期限付きで考える
悩み続けることが負担になる場合もあります。
回数や期間をあらかじめ決めておくと、気持ちが整理しやすくなります。
例えば、
- 3回だけ試す
- 半年だけ取り組む
といった方法です。
やらなかった場合も考えてみる
今の方法を続けた場合、数ヶ月後にどう感じているかを想像してみます。
後悔が少ない選択はどちらか、落ち着いて考えることも大切です。
パートナーと気持ちを共有する
治療の方針や期間、負担の感じ方について話し合うことはとても大切です。
方向性がそろうことで、気持ちの負担が軽くなることもあります。
決断を重く考えすぎない
人工授精は、人生を大きく決める決断というよりも、次の方法を試してみる選択ともいえます。
小さな一歩として考えてみることも、ひとつの方法です。
まとめ
人工授精は、自然な妊娠の流れを大きく変えずに、妊娠の可能性を高める治療です。
流れや費用、成功率にはある程度の目安がありますが、感じ方や進め方は人それぞれです。
ステップアップに迷う気持ちは、とても自然なものです。
無理に結論を急がず、自分たちのペースで考えていくことが大切です。
納得できる形で次の一歩を選べるよう、少しずつ整理していきましょう。

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